人生は終わりなき旅であるということ

私たちの人生には、
たくさんの出来事がやってきます。

嬉しいこともあれば、やっかいなこと、
心を煩わすことなど、様々な出来事です。

こういった出来事に、皆さんはどのような心持ちで対処しているでしょうか?

私たちは、自分にとって楽しく嬉しいことが良い事、
逆にやっかいなことや心を煩わすことを悪い事と判断してしまいがちです。

でも、実は、この心の作用が私たち自身にストレスを与える要因なのです。

なぜなら、今、目の前で起きている出来事が自分にとって良い出来事だったとしても、
それが、将来、必ず良いことに繋がるとは限らないからです。

中国のことわざで、
「人間万事塞翁が馬」
という諺があります。

 

これは、人生における幸不幸は予測しがたいということであり、
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、
安易に喜んだり悲しんだりするべきではないというたとえなのです。

そして、ご自分の人生で、大きな転機がやってきて、
その出来事を上手に乗り切った時、
私たちは、こんなに苦しんだんだから、これ以上の試練はないと思いがちです。

でも、人生は、
魂の勉強の場ですから、
いいことも悪いことも、これからの人生、たくさんやってきます。
肉体が滅びるまで、終わりはないということなのです。

そして、目の前で起きる出来事は、乗り越えられない壁ではない
ということ、忘れずに、この人生、全うする術、生かしていきたいものです。

※参考文献:故事ことわざ辞典より抜粋

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