私たちは、常に色々なことを考えています。この考えているという行為にすら、気が付かず、
心が感情に引っ張られてしまっている方、私も含め、多いのではないでしょうか?
例えば、すれ違いざまに他の人が、独り言をブツブツ言いながら歩いている人がいたとします。
実はその行為、言葉に出すか出さないかだけの違いで、私たちの思考の中は、いつもおしゃべりしている状態ということなのです。
そしてやっかいなことに、そのおしゃべりとは、実は、妄想や空想が多く、自分の心が勝手に決めつけ、物語を作り、ご自分を苦しめていることがほとんどです。
つまり、事実にご自分の感情をくっつけてしまうことで、自分が自分を傷つけているということなのです。事実はひとつだけなのに・・・
このおしゃべりを止めるためには、「今」を生きる。これが、大切になります。
つまり、「今」の自分を常に監視するということなのです。思考のおしゃべりが始まったら(あ、今私、分からないこと想像して考えていた)とか
(うわぁ、今の私、ぐちゃぐちゃしている)とか「今」の思考に気が付くということが大切です。
わからないことは考えない
そのためには、ヨーガで自分の体を使って、「今」に意識を集中させるという行為が、無駄なことを考えないという、思考の訓練になっていきます。
ヨーガは、美容体操ではなく、心の科学です。体が柔らかくなったりするのは、あくまでも副産物です。
心と体は繋がっていますので、
心が柔らかくなれば、体も自然と柔らかくなっていきます。
ヨーガで心身共に、柔らかくすることで、
心のおしゃべりからの解放、感じてみませんか?